【撥水剤は10種類】ガラコはどれを選ぶ? 決め手は撥水力ではなく「乾燥時間」でした

ガラコは10種類。どれを選ぶ? 車とお金

※本記事にはプロモーションを含みます

車のフロントガラスに塗る撥水剤といえばガラコです。わたしも前の車(ノア)で使っていました。スポンジ状のヘッドで塗り込む、いわゆる「ぬりぬり系」です。

11月に新しい車が納車されるので、また買おうと思ってカー用品店の棚を見ました。そこで固まりました。

種類が、多すぎます。

ぬりぬり、スプレー、ミスト、激速、らくらく、超。名前を見ても何がどう違うのか分かりません。前と同じものを買えばいいのか、もっと良いものがあるのか。それってどう選んだらええんやろう?

気になったので調べました。そして、調べる前に思っていた答えと、最後に出た答えが逆になりました。 わたしは「いちばん強く弾くもの」を探していたのですが、先に見るべきは撥水力ではなかったんです。

同じように「ガラコ、どれを買えばいいか分からん」と思っている方の参考になればと思い、まとめておきます。

(種類と数は2026年9月時点でソフト99の公式サイトに載っているものを数えました)

この記事でわかること

  • ガラコの撥水剤は何種類あって、どう違うのか
  • フッ素系とシリコーン系の違い
  • 第三者機関の検証で、いちばん弾いたのはどれだったか

まず結論から ― 選ぶ順番は「乾燥時間 → 撥水力」でした

先に結論です。

ガラコの撥水剤10種類(塗り込み8・スプレー2)
中身の系統フッ素系(持続が長い)とシリコーン系(よく弾く)
撥水力の検証1位らくらくガラコ(乾燥の縛りがない製品の中で)
最初に見るべき点施工後に何時間濡らせないか

「よく弾くもの」から選ぶと、たいてい行き止まりになります。 撥水力の高い製品ほど、施工後に12時間や24時間という乾燥時間を求めてくるからです。

そこを先に確認してから撥水力を比べたほうが、結果的に早く決まりました。


ガラコの撥水剤は10種類でした

まず数を確認しました。公式サイトには「ガラコ」と名の付く商品がたくさん並んでいますが、ウォッシャー液・解氷剤・クリーナー・ワイパーを除いた、ガラスに塗る撥水剤だけを数えると10種類でした。

タイプ製品
塗り込み(8種類)らくらくガラコ/ぬりぬりガラコDX/ぬりぬりガラコ ハヤデキ/ぬりぬりガラコ デカ丸/ガラコBLAVE/ガラコQ/超ガラコ/激速ガラコ
スプレー(2種類)ダブルジェットガラコ耐久強化/ミストガラコ

わたしが棚の前で固まったのは、ここにワイパーやウォッシャー液まで「ガラコ」の名前で並んでいるからでした。全部が同じ用途のものではなかったわけです。


中身は2系統 ― フッ素系は持ち、シリコーン系は弾き

10種類ありますが、中身は大きく2つに分かれます。

フッ素系シリコーン系
代表超ガラコ、激速ガラコぬりぬりガラコDX、ガラコQ、デカ丸
持続長い(超ガラコは約1年、激速ガラコは約6か月)短め(ぬりぬりガラコDXで4か月)
弾き方耐久性が高い水の粒が大きく、低速でも弾きやすい

ソフト99自身が、ぬりぬりガラコDXについて「耐久性能もシリコーン系で過去イチの4カ月」と書いています。つまりシリコーン系は本来4か月より短いのが普通で、DXがその中で最長、という位置づけです。

長持ちと弾きは、基本的に引き換えの関係になっています。


第三者機関の検証 ― 撥水力1位は、意外な製品でした

メーカーの言い分だけでは判断できないので、第三者の検証を探しました。

晋遊舎のテスト機関「LAB.360」が、施工直後・30回こすった後・100回こすった後の散水テストで比較していました(2026年5月27日更新)。

順位製品メーカー撥水性使い勝手
1位らくらくガラコソフト994.854.50
2位ぬりぬりガラコDXソフト994.504.00
3位ウルトラハード Wコーティング PROリンレイ5.003.00
4位AQ.ガラス撥水コーティングオートバックス1.003.50
5位ガラス撥水コーティング剤鑫三海2.002.00

撥水性だけなら、ガラコではなくリンレイが唯一の満点でした。それでも総合3位になっているのは、使い勝手が3.00と低いためです。理由ははっきり書かれていました。

ソフト99製は「乾燥が短く手軽」/リンレイは「24時間乾燥が必要だが撥水性満点

撥水性の点数と施工後の乾燥時間を並べた比較図

そしてもう1つ気になったのが、4位・5位の評価が大きく落ちていることです。撥水性1.00という数字もありました。安さだけで選ぶと外すことがあるジャンルのようです。


落とし穴は「施工後の乾燥時間」でした

ここが、わたしにとっていちばん大事な発見でした。

撥水力の高い製品には、施工したあと濡らせない時間が設定されています。

製品施工後に濡らせない時間
リンレイ ウルトラハード Wコーティング PRO24時間
ソフト99 超ガラコ12時間以上
らくらくガラコなし(塗って洗車すれば完了)
激速ガラコなし(乾燥も拭き取りも不要。塗った直後から走行可)

超ガラコの公式手順を見ると、塗る → 約5〜10分乾燥 → 乾いたタオルで拭き上げ → さらに12時間以上乾燥、となっています。「ガラスとより強固に密着させるため」と説明されていました。

この時間を確保できるかどうかで、選べる製品が変わります。 屋根のある場所に停められるかどうか、次に乗るまでどれくらい空くか。自分の生活のほうが先に条件を決めてしまうわけです。


わたしの選び方 ― 前の車でやっていたことと、その反省

正直に書きます。わたしは前の車で、説明書どおりの使い方をしていませんでした。

屋根付きの駐車場なので、塗るのは乾いた状態でした。ここは問題ありません。ただ、そのあとの仕上げを、ワイパーの動作と雨に任せるやり方をしていました。拭き上げの手間を省きたかったからです。

調べてみて分かったのは、それをやりたいなら、そういう設計の製品がちゃんとあるということでした。

  • らくらくガラコ:塗ったあと洗車すれば完了。拭き取り不要
  • 激速ガラコ乾燥も拭き取りも不要。塗った直後から走行できる

工夫で乗り切ろうとしていた部分が、製品を替えれば最初から解決する話だったわけです。少し情けない気もしましたが、分かってよかったと思っています。

さらにもう1つ。前の車ではワイパーのビビリにずっと悩まされていました。調べていて、撥水剤に含まれるシリコン成分が標準のワイパーゴムとの摩擦を増やすという説明が出てきました。撥水剤を使うなら、ワイパーも撥水対応のものにするのがセットだったようです。

これについては別の記事に詳しく書いています。


正直に書く、分からなかった3つのこと

  • フッ素系とシリコーン系を重ねて塗っていいのかは、確認できませんでした。 「別物だから重ねるな」という情報も見かけましたが、公式の説明を見つけられませんでした。系統を変えるときは、先にメーカーに確認したほうがよさそうです
  • 実際の持続期間は分かりません。 メーカーの数字は条件つきで、駐車環境や走行距離で変わるはずです
  • わたしはまだ新しい製品を試していません。 この記事は調べただけの内容です。使ったら追記します

さいごに:撥水力で選ぶ前に、乾燥時間で絞る

  • ガラコの撥水剤は10種類(塗り込み8・スプレー2)
  • 中身はフッ素系(持ち)とシリコーン系(弾き)の2系統
  • 第三者機関の検証では、撥水性の満点はリンレイ。ただし24時間乾燥が必要
  • 乾燥の縛りがない中では、らくらくガラコが撥水性4.85で最上位
  • 選ぶ順番は「乾燥時間 → 撥水力」

棚の前で固まっていたとき、わたしは「どれがいちばん強いか」を探していました。でも調べ終えて思うのは、強さから入ると選べないということです。24時間濡らせない製品は、性能が良くても使えない人がいます。

先に自分の条件で絞って、残ったものの中で強いものを選ぶ。 これが遠回りに見えていちばん早い、というのが今回の結論でした。

わたしは次、らくらくガラコを試してみようと思っています。 使ったら、この記事に追記します。

同じように「ガラコ、結局どれ?」と迷っていた方の参考になればうれしいです。


※商品の種類・成分・持続期間・施工手順は、2026年9月時点でソフト99公式サイト(glaco.jp・soft99.co.jp)および公式ブログに記載されている内容です。撥水性の順位と評価点は、晋遊舎のテスト機関「LAB.360」による検証記事(2026年5月27日更新)にもとづきます。テスト条件下での結果であり、実際の持続や効果は駐車環境・走行状況によって変わります。処方や仕様は変更される可能性があるため、購入前にパッケージと公式サイトの最新情報をご確認ください。

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