「ハムスター、もう1匹迎えてもいいのかな。」
先に飼っている子がいると、一度は考えると思います。ケージは分けないとだめなのか、先住の子はさみしくないのか、世話はどれくらい増えるのか。調べても「多頭飼いはNG」とだけ書かれていて、実際どうなるのかが分からない、ということが多い気がします。
うちがまさにこの状況でした。1歳のむぎがいるところに、2026年7月20日、生後2か月のうみが来ました。今は2匹です。
やってみて思うのは、手間は素直に2倍になるということ。そのかわり、同じジャンガリアンでもここまで性格が違うのかというのが、毎日おもしろいです。
同じように悩んでいる方の参考になればと思い、まとめておきます。
(うちはジャンガリアンが2匹。ケージは別々で、同じ部屋に並べて置いています。ほかにシマリスのミルもいます)
まず結論から:2匹は「2匹分」でした
| 項目 | 1匹のとき | 2匹になって |
|---|---|---|
| ケージ | 1つ | 2つ。一緒にはできない |
| 毎日の世話 | 10分ほど | だいたい2倍 |
| フード・床材 | 1匹分 | ほぼ2匹分 |
| 夜の音 | 1つぶん | 2つぶん |
| 楽しさ | — | くらべられるのが、いちばん楽しい |
正直に書くと、「1匹増えても手間はそんなに変わらない」ということはありませんでした。 ケージが2つあるので、掃除も、水とごはんの入れかえも、そのまま2回です。
そのうえで「迎えてよかったか」と聞かれたら、よかったと答えます。理由は手間の話ではなくて、2匹並べてみないと分からないことがあったからです。
その前に:一緒のケージには入れられません
ここだけは先に書いておきます。ハムスターは1匹に1ケージです。
同じケージに入れると、けんかで大きなけがにつながることがあるといわれています。ジャンガリアンも、仲よく見えて突然けんかが始まることがあるので、うちは最初から分けています。
「1匹だとさみしいのでは」と思ってしまいますが、ハムスターはもともとひとりで平気な動物です。さみしくないようにしてあげたいのは、こちらの気持ちのほうだと思っています。
なので、2匹目を考えるときは「もう1匹迎える」ではなく、「ケージも置き場所も、もう1セット増やす」と考えておくほうが、あとで困らないと思います。
ケージの選び方や費用、冬の温度管理は、「ハムスターって初心者でも飼える?」のほうにまとめています。
先住のむぎ(1歳)はこういう子 ― 食べものへの反応がとにかく早い
むぎは、食べものへの反応がとにかく早い子です。
うちはおやつの種をガラス瓶に入れているのですが、瓶を出すと自分から入っていきます。そして、ひとしきり食べたら自分でよじ登って出てきます。

指先から種を受け取るのも、むぎのほうが先にできるようになりました。ひざの上に乗せて背中をなでても、そのままじっとしています。

1歳という年齢もあると思います。慣れるまでの時間は、うみよりずっと長くかかりました。 今の落ち着きようを見ていると忘れそうになりますが、来たばかりのころは手を近づけるだけで逃げていました。
あとから来たうみ(生後2か月)はこういう子 ― むぎより先に手のひらに乗りました
うみは、むぎより先に手のひらに乗りました。

これは正直、意外でした。あとから来た子のほうが慣れるのが早いというのは、迎える前には考えていませんでした。年齢の差なのか、もともとの性格なのか、うちには分かりません。ただ、「先に飼っている子がこうだったから、次の子もこう」とはならないということだけは、はっきり分かりました。
そのかわり、うみは夜がにぎやかです。 回し車の音は、うみのケージのほうからよく聞こえてきます。
この夜の音の話は、ハムスターを飼って1か月|正直に書くと、夜はうるさいですにくわしく書きました。
同じ場所に置いてみると ― 毛色も大きさも、これだけ違います
同じ床の、同じくらいの距離で撮った2枚です。


同じ種類でも、毛色も大きさもここまで違います。 お店で「ジャンガリアン」とまとめて並んでいるので、うちも迎えるまでは、もっと似ているものだと思っていました。
性格のほうも、まとめるとこうなりました。
| むぎ(1歳) | うみ(生後2か月) | |
|---|---|---|
| 慣れるまで | 時間がかかった | 早かった |
| おやつ | 指先から受け取る | 手のひらにのせると食べにくる |
| 好きな場所 | おやつの瓶の中 | 手のひらの上 |
| 夜の音 | 静かなほう | よく回している |
※どちらもうちの2匹の話です。性格には個体差があるので、同じジャンガリアンでもこうなるとは限りません。
正直に書く、2匹飼いの気になるところ ― 世話も費用もそのまま2倍
① 世話は、そのまま2倍
ケージが2つあるので、掃除も、水とごはんの入れかえも2回です。1つのケージが10分なら、20分になります。「ついでに」で済む部分は、ほとんどありませんでした。
② 音が出る時間が長くなる
うちは昼にシマリスのミルが動き、夜にうみが動きます。そこにむぎのぶんも足されるので、静かな時間はさらに減りました。 音がストレスになりそうな方は、2匹目の前に置き場所を考えておくほうがいいと思います。
③ 置き場所と費用が、もう1セット必要
ケージ、回し車、巣箱、給水ボトル、砂場。2匹目には、これがもう1セットいります。 フードと床材も、当然2匹分の減り方になります。
④ 別れも2回来る
これはあまり書かれていないところだと思うのですが、寿命が短い動物を2匹飼うということは、その別れも2回あるということです。むぎは1歳を過ぎているので、うちはその差をわりと意識しています。
それでも、うちは2匹でよかったと思っています。ただ、知らずに迎えるより、先に考えておくほうがいいと思うので、書いておきます。
まとめ:世話も費用も2倍。それでも2匹にしてよかったです
- 1匹に1ケージ。2匹目は「ケージも置き場所も、もう1セット増やす」ということ
- 世話も費用も、だいたい2倍。ここが軽くなることはなかった
- 先住の子と同じ性格にはならない。うちはあとから来た子のほうが早く慣れた
- 同じジャンガリアンでも、毛色も大きさも性格もちがう。くらべられるのが、2匹飼いのいちばんの楽しさ
- 別れも2回ある。ここだけは、先に考えておいてほしい
2匹目を迎えるかどうかは、「かわいいから」より「もう1セット分の手間と場所を、これから毎日続けられるか」で決めるのがいいと思います。うちはケージを置く場所を先に決めてから、うみを迎えました。
そのうえで言うと、瓶の中から顔を出すむぎと、手のひらでじっとしているうみを見ていると、2匹にしてよかったなと思います。
同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。
※本記事は2026年8月時点の、うちの2匹(ジャンガリアンハムスター)の記録です。ハムスターの行動や性格、慣れるまでの時間には個体差があり、飼育環境によっても変わります。
※本記事は個人の飼育経験をまとめたもので、飼育方法や健康に関する助言を目的としたものではありません。体調や飼い方で気になることがある場合は、エキゾチックアニマルを診られる動物病院など専門家にご相談ください。


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