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「お兄ちゃんもバイト探そうかな」
下の子(高校生)がバイト探しをしているのを見て、上の子(大学生)もそう言い出しました。うちがまさにこの状況です。
先日、高校生の子どものバイト探しをひととおり調べてまとめたばかりだったのですが、いざ大学生の子どもの分も探し始めると、労働時間の制限や必要な書類、意識しておきたいお金の話まで、高校生のときとはけっこう勝手が違うことに気づきました。
(住まいは大阪駅の近くなので、今回は自宅や学校・大学の最寄り駅など、行動範囲に近い3つの駅で比較しました)
同じように大学生のお子さんのバイト探しをしている方、高校生のときとの違いが気になる方の参考になればと思い、まとめておきます。
お金のことを考えるとき、いつも頭に浮かぶ考え方があります。「貯める・稼ぐ・増やす・使う・守る」の5つの力のうち、大学生になって本格的に鍛えられるのが『稼ぐ力』です。初バイト探しは、その第一歩。子どものバイト探しを手伝いながら、あらためてこの考え方を思い出していました。
この記事でわかること
- 高校生のバイト探しと何が変わるのか(違いは3つ)
- 行動範囲の3つの駅で比較した結果
- 大学生ならではの「年収の壁」の話
まず結論から ― 大学生と高校生のバイト探し、違うのは主に3つ
| 観点 | 高校生 | 大学生 |
|---|---|---|
| 深夜勤務(22時以降) | できない(労基法第61条) | 制限なし(18歳以上は対象外) |
| 保護者の同意書 | 必要なことが多い | 基本的に不要 |
| 意識したいお金の話 | 特になし | 「年収の壁」(税金・扶養) |
以下、ひとつずつ詳しく書いていきます。
行動範囲の3つの駅で比較してみた
①A駅
B駅・C駅と比べると、駅前の飲食・小売系の求人は少なめでした。目立ったのは倉庫の仕分けや警備といった単発・日払い系の求人と、塾講師(個別指導)。塾講師は「授業やサークル優先OK」「得意な1科目だけ」とシフトの融通が利きやすく、大学生向けとして目についた選択肢でした。
②B駅
3駅の中でいちばん求人が多く、駅徒歩1〜3分に飲食店が集中しているのは、高校生のときに調べたときと同じ傾向でした。定食屋・ラーメン店・アパレルショップなど、駅前で完結する求人が豊富にありました。
③C駅
B駅ほど駅前は密集しておらず、徒歩4〜7分圏に点在している印象でした。パン屋の製造・販売、デイサービスの調理補助など、落ち着いた職種が中心でした。
正直に書く、気になったところ
高校生のときの「高校生歓迎」に対して、大学生は「学生歓迎」タグで検索することになるのですが、この条件だと対象が一気に広がって、キャバクラ・ガールズバー・パチンコ店といったナイトワーク系の求人も大量に混ざってきました。高校生の検索では出てこなかった種類の求人だったので、最初は少し面食らいました。今回、そうした求人は比較から外しています。
実際に探してみて分かったこと
「学生歓迎」×「週3〜4日」×「1日3〜4時間」で絞ると、B駅は駅チカだけで十分な選択肢がありましたが、A駅・C駅は少し駅から歩く前提で探したほうが、選べる幅が広がる印象でした。
大学生は深夜バイトもOK、ただし労働時間の制限がなくなる分は自己管理
高校生のときにいちばん時間をかけて調べたのが、22時以降の深夜労働禁止と、1日8時間・週40時間の上限でした。これは労働基準法第61条・第60条による年少者(18歳未満)向けの規定で、18歳以上になるとこの制限の対象外になります。つまり、大学生は深夜バイトも、法律上は制限なく働けることになります。

ただ、これは「制限がなくなる=無理をしてもいい」ということでは全くなく、授業やテスト期間との両立は本人の自己管理に委ねられる、ということでもあります。高校生のときは法律が歯止めになってくれていた部分を、大学生になると自分で管理する必要がある、というのが調べていて感じた実感です。
※労働基準法の内容は2026年8月時点のものです。最新の内容は厚生労働省の公式情報でご確認ください。
保護者の同意書は不要、その代わり「年収の壁」は意識しておきたい
高校生のときは面接前に「年齢証明書」と「保護者の同意書」の準備が必要でしたが、大学生は18歳で成人しているため、契約は基本的に本人の意思で完結し、保護者の同意書は原則不要でした。
その代わりに大学生ならではで意識しておきたいのが、いわゆる「年収の壁」です。年間の収入が一定額を超えると、親の税金の扶養から外れたり、自分自身が社会保険に加入する必要が出てきたりします。調べたところ、2026年は基礎控除や配偶者控除・扶養控除の見直しが行われ、これまでよく言われていた「103万円の壁」から金額や仕組みが変わっているようで、正直なところかなり複雑でした。
わたし自身、税理士でも社会保険労務士でもないので、ここで具体的な金額を断定するのは避けます。バイトのシフトを組む前に、一度「年収の壁 2026年」で最新の情報を確認しておくことを強くおすすめします。
※本記事は個人が調べた内容をまとめたもので、税務・社会保険についての助言を目的としたものではありません。制度は変わる可能性があるため、最新の情報は国税庁や日本年金機構などの公式サイト、または税理士等の専門家にご確認ください。
面接で聞かれることは高校生のときとほぼ同じだった
服装や面接の基本的な流れは、高校生のときと大きくは変わりませんでした。清潔感のある服装(私服の場合はカジュアルすぎないもの)、シフトの希望、志望動機、通勤時間あたりが聞かれるのは共通しています。
大学生ならではだと感じたのは、「保護者の同意は取れていますか」の代わりに、「テスト期間や長期休暇のシフト調整はできますか」「授業のない曜日はいつですか」を聞かれる場面が多かったこと。事前に大学の時間割を整理して答えられるようにしておくと、スムーズでした。
さいごに:大学生のバイト探しは「学生歓迎」×駅×シフトで絞りつつ、年収の壁は先に確認しておくのが安心
あらためて、高校生のときとの違いをまとめます。
- 深夜勤務や労働時間の上限は、18歳以上になると法律上の制限がなくなる(自己管理は必要)
- 保護者の同意書は基本的に不要。その代わり「年収の壁」を事前に確認しておくと安心
- 「学生歓迎」タグはナイトワーク系も混ざるので、比較するときは職種をよく見る必要がある
- 面接の基本(服装・よく聞かれる質問)は高校生のときとほぼ同じ
同じ「初バイト探し」でも、下の子と上の子でこんなに調べる内容が変わるとは思っていませんでした。きょうだいそれぞれのペースで、無理のない形でバイトを探せたらと思います。
同じように大学生のお子さんのバイト探しで悩んでいる方の参考になればうれしいです。
※本記事は個人の体験と調べた内容をまとめたもので、特定の求人サイトや店舗の推奨、個別の状況に応じた助言を目的としたものではありません。労働基準法・税制・社会保険の内容は変わることがあるため、最終的な判断はご自身の状況に合わせて、厚生労働省・国税庁・日本年金機構などの最新の公式情報でご確認ください。
※求人の時給・条件などの数値は2026年8月時点で求人サイトに掲載されていた情報にもとづきます。
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