【最低限は4つ】Claude Codeの設定は何を書けばいい? settings.jsonとCLAUDE.mdに実際に書いたもの

ブログ運営

Claude Codeをパソコンに入れて、無事に動いた。ここまでは良かったのですが、次にどうすればいいのか分からなくなりました。

調べてみると「設定ファイル(settings.json)」というものがあるらしい。でも検索して出てくるのは、権限がどうの、フックがどうの、MCPサーバーがどうのという話ばかりで、プログラミングをしないわたしには何が必要で何が要らないのか、さっぱり分かりませんでした。

結局しばらく、初期設定のまま使っていました。それでも普通に動くので困りはしなかったのですが、ずっと「本当はもっといい設定があるんちゃうの?」というのが引っかかっていました。

先日、思い切って全部見直してみました。そうしたら、わたしに本当に必要だったのは4つだけで、しかもネットで「定番」とされている設定の中に、入れないほうがいいものが混ざっていたことが分かりました。

同じように悩んでいる方の参考になればと思い、まとめておきます。

(わたしはブログの記事を書くためにClaude Codeを使っていて、プログラミングはしません。開発の現場向けの設定は、この記事では扱いません。そもそもClaude Codeって何?という方は、パソコンが苦手なわたしが「Claude Code」でブログを書いていますを先に読んでいただくと分かりやすいと思います)

この記事でわかること

  • 最初に入れておくとよかった設定4つと、その理由
  • 定番とされているのに、あえて入れなかった設定3つとその理由
  • 設定を自分で書かずに、Claude Code本人に決めてもらうときの頼み方

  1. まず結論から ― 最初に入れる設定は4つだけ、あとは困ってから足せば間に合いました
  2. settings.jsonはどこにある? ― ユーザー設定とプロジェクト設定の2階建てになっています
  3. 入れてよかった設定4つ ― 日本語・CLAUDE.md・履歴180日・上限の自動再開
    1. ① 返事の言語を日本語に固定する
    2. ② CLAUDE.mdに自分の決まりを書く(これがいちばん効きました)
    3. ③ 会話の履歴を長く残す
    4. ④ 上限で止まったとき、自動で再開してもらう
    5. ついでに入れた、なくてもいい2つ
  4. あえて入れなかった定番設定3つ ― 自動整形は、わたしの場合むしろ害になりました
    1. ① ファイルを保存したときの自動整形
    2. ② 危険なコマンドをブロックする設定
    3. ③ 操作をすべて記録する設定
  5. 慣れてきたら「フック」 ― 入れた3つのうち、効いた2つを先に紹介します
    1. ① 認証情報が書き込まれそうになったら止める
    2. ② 文字化けする形式で保存されたら、自動で直す
    3. ③ 3つ目は、うまくいきませんでした
  6. いちばん効いたのは設定より頼み方 ― 「おすすめで」だけでは一般論しか返ってきません
    1. ① 「おすすめの設定にして」だけでは足りない
    2. ② 「わたしの決まりと衝突するものがあれば変えていい」と伝える
    3. ③ 「ネットで調べて、検証してから入れて」と伝える
    4. ④ 何をどう確かめたのか、聞いてみる
  7. さいごに:最初は4つだけ入れて、困ってから足すのがちょうどよかった
  8. 付録:わたしの settings.json の中身 ― 7項目だけです

まず結論から ― 最初に入れる設定は4つだけ、あとは困ってから足せば間に合いました

先に結論を書きます。わたしが見直した結果、残ったのはこれだけでした。

やること何のため優先度
返事の言語を日本語に指定英語が混ざるのを防ぐ
CLAUDE.mdに自分の決まりを書くいちばん効果が大きい最高
会話の履歴を長く残す過去のやり取りを参照させるため
上限で止まったとき自動で再開待ち時間の取りこぼしを防ぐ

逆に言うと、これ以外は最初は触らなくても困りませんでした。設定は「先に完璧にそろえるもの」ではなく、「困ってから足すもの」だと考えたほうが、結果的に早かったです。


settings.jsonはどこにある? ― ユーザー設定とプロジェクト設定の2階建てになっています

設定の話をする前に、置き場所の説明をさせてください。ここが分かっていないと、どこに書けばいいのか迷います。

設定ファイルは、大きく2か所に分かれています。

種類場所効く範囲
ユーザー設定ユーザーフォルダの中の .claude フォルダパソコン全体。どのフォルダで作業しても効く
プロジェクト設定作業するフォルダの中の .claude フォルダそのフォルダで作業するときだけ効く
設定ファイルの2階建て構造を示した図
同じ項目があれば、フォルダごとの設定が優先されます

.claude のように先頭に点が付くフォルダは、パソコンの設定によっては非表示になっています。見えないときは、エクスプローラーの「表示」から「隠しファイル」にチェックを入れると出てきます)

言語や見た目のような「自分の好み」はユーザー設定に、そのブログ専用の決まりごとはプロジェクト設定に、と分けておくと後で混乱しません。両方に同じ項目があった場合は、フォルダごとの設定のほうが優先されます。


入れてよかった設定4つ ― 日本語・CLAUDE.md・履歴180日・上限の自動再開

ここからが本題です。ひとつずつ理由も書きます。

① 返事の言語を日本語に固定する

language という項目に japanese と入れるだけです。

指定していなくても日本語で返してくれることがほとんどなのですが、たまに英語が混ざります。特に、長い作業の途中経過や、エラーの説明が英語で出てくることがありました。最初に指定しておくと、そこが安定します。

② CLAUDE.mdに自分の決まりを書く(これがいちばん効きました)

正直に言うと、設定ファイルをいじるより、こちらのほうが何倍も効果がありました。

CLAUDE.md というのは、作業フォルダに置いておく「決まりごとを書いたメモ」です。Claude Codeは作業を始めるときに、これを毎回読みます。人間でいうと、新しく入った人に渡す業務マニュアルのようなものです。

わたしの場合は、こんなことを書いています。

  • 記事の書き出しは、読者の困りごとから始める
  • 一人称は「わたし」で統一する
  • 数字を書いたら「〇年〇月時点」と必ず添える
  • 断定表現(「絶対」「必ず」)は使わない

これを書いておくと、毎回「文体はこうで、構成はこうで」と説明しなくて済みます。逆に言うと、ここに書いていないことは、毎回わたしが口で説明しないと伝わりません。

最初は空でかまいません。作業していて「またこれ言うてるな」と思ったことを、そのつど1行ずつ足していくのがおすすめです。わたしのCLAUDE.mdも、最初は5行くらいでした。

③ 会話の履歴を長く残す

cleanupPeriodDays という項目です。過去の会話の記録を何日残すか、という設定で、初期状態では30日でした(2026年9月時点)。

わたしは180日に延ばしました。理由は、過去にやったことを後から参照させたいからです。「先月のあの作業、どうやったっけ」を聞くことがけっこうあるのですが、30日だと消えてしまいます。

パソコンの容量は多少使いますが、文字の記録なので、写真1枚ぶんにもならない程度でした。

④ 上限で止まったとき、自動で再開してもらう

autoContinueAtUsageLimit という項目を有効にしました。

Claude Codeには使用量の上限があって、使いすぎると一時的に止まります。この設定を入れておくと、上限が回復するのを待って、自分で作業を再開してくれます。

わたしは上限にわりとすぐ達するので、これは効きました。入れる前は、止まったことに気づかず放置して、時間を無駄にしたことが何度かあります。

ついでに入れた、なくてもいい2つ

必須ではないけれど入れておいた、おまけの設定も書いておきます。

更新を「安定版」にするautoUpdatesChannelstable)。新機能をいち早く試したい人でなければ、不具合を踏みにくい安定版のほうが向いていると思います。

設定ファイルの入力補助を有効にする$schema に設定ファイルの仕様書のURLを書いておく)。対応しているエディタで設定ファイルを開いたとき、項目名の候補が出て、書き間違いを教えてくれるようになります。ただし、この仕様書は公式より少し古いことがあり、新しい項目を「知らない項目」と警告してくることがありました。警告が出ても、公式の一覧に載っていれば問題ありません。


あえて入れなかった定番設定3つ ― 自動整形は、わたしの場合むしろ害になりました

ここが、この記事でいちばん書きたかったところです。

ネットで「おすすめのClaude Code設定」を調べると、よく出てくる定番があります。わたしはそれを調べたうえで、3つとも入れませんでした。

① ファイルを保存したときの自動整形

これがいちばん危なかったです。

「ファイルを書き終わったら、自動できれいに整形する」という設定で、プログラムを書く人の間では定番です。ところがわたしの場合、入れていたら記事が壊れていました。

わたしはWordPressに貼り付ける用のHTMLを作っているのですが、そこには「表と箇条書きは、途中で改行せず1行にまとめる」という決まりがあります。WordPressの仕様に合わせるためです。自動整形は、その1行を「読みにくいから」と気を利かせて分割してしまいます。

定番だからといって自分に合うとは限らない、というのを、いちばん分かりやすく教えてくれた例でした。

② 危険なコマンドをブロックする設定

「うっかりファイルを全部消すコマンドを実行しないよう、事前に止める」という設定です。考え方としては良いのですが、わたしは入れませんでした。

理由は、Claude Codeにもともと同じ働きをする仕組みがあるからです。実際、この設定を見直している最中に、わたしが指示した操作が「危ないかもしれない」と1回止められました。すでに動いているものの上に手作りの仕組みを重ねると、本来は問題ない作業まで止まってしまうことが増えます。

③ 操作をすべて記録する設定

何をしたか全部ログに残す、という設定です。あとから見返せるのは便利そうですが、記録する作業そのものが使用量を消費します。

先ほど書いたとおり、わたしは上限にわりとすぐ達します。上限が悩みの人が、上限を減らす設定を入れるのは本末転倒だと思ってやめました。


慣れてきたら「フック」 ― 入れた3つのうち、効いた2つを先に紹介します

ここからは、少し慣れてきた人向けの話です。最初は読み飛ばしてもらってかまいません。

「フック」というのは、決まったタイミングで自動的に動く仕掛けのことです。「ファイルを書いたら、そのあと必ずこれをやる」といった指示を登録しておけます。

大事なのは、思いつきで入れないことだと思っています。わたしが入れたのは3つですが、どれも「過去に実際に痛い目を見たこと」が理由です。ここでは、素直に役に立った2つを先に紹介します。

① 認証情報が書き込まれそうになったら止める

きっかけは、自分の設定ファイルの中に、ブログのパスワードが文字のまま残っているのを見つけたことでした。過去に実行したコマンドが、そのままの形で記録として残っていて、その中にパスワードが混ざっていたのです。

わたしは記事のHTMLをそのままネットに公開します。もし同じことが記事のファイルで起きたら、パスワードごと公開してしまいます。それで、ファイルに書き込む前に中身を検査して、パスワードらしき文字列があったら止める仕掛けを入れました。

入れるときに大事だったのは、既存の記事で誤作動しないか先に確かめたことです。手持ちの274ファイル全部にかけてみて、誤検知が0件だったのを見てから登録しました。ここを確かめずに入れると、普通に記事を書いているだけで止められる、という面倒なことになります。

② 文字化けする形式で保存されたら、自動で直す

わたしのパソコンでは、日本語を含むあるファイル形式を、決まった方式で保存しないと文字化けします。以前これで、原因が分からないエラーに何時間か溶かしました。

これは毎回わたしが気をつけるより、自動で直させたほうが確実です。フックにしてからは、一度も踏んでいません。

フックは「同じ失敗を2回した」ものだけ入れる、というくらいでちょうどいいと思います。

③ 3つ目は、うまくいきませんでした

じつはもう1つ、記事の禁止表現を自動で警告する仕組みも作ってもらいました。ところがこれが、手持ちの記事122本のうち87本を警告するという、使い物にならない出来でした。

原因を調べて直したのですが、その過程がいちばん勉強になったので、この話だけ別の記事にまとめました。【誤検知が71%】Claude Codeのフックを自作したら失敗しました

「AIが作ったものを、そのまま信じてはいけない」という、設定より大事な話になりました。


いちばん効いたのは設定より頼み方 ― 「おすすめで」だけでは一般論しか返ってきません

最後に、これがいちばんお伝えしたいことかもしれません。

設定は、自分で調べて書かなくても、Claude Code本人に見直してもらえます。 ただし、頼み方でぜんぜん結果が変わりました。

わたしが実際に使って、効果があった言い方を4つ書きます。

① 「おすすめの設定にして」だけでは足りない

これだけだと、どこにでも書いてあるような一般論が返ってきます。悪くはないのですが、自分に合っているかは別の話です。

何のために使っているかを一緒に伝えると、返ってくるものが変わります。「ブログの記事を書くのに使っている」と伝えるだけで、開発者向けの設定を外してくれました。

② 「わたしの決まりと衝突するものがあれば変えていい」と伝える

これがいちばん効きました。

この一言を足したら、「ネットで定番とされている設定のほうが、あなたの決まりを壊します」と言って、自動整形の設定を外してくれました。前の章で書いた話です。自分では気づけませんでした。

③ 「ネットで調べて、検証してから入れて」と伝える

「調べて」だけだと、記事に書いてあることをそのまま持ってきます。「検証してから」を付けると、実際に動かして確かめてから入れてくれました。

パスワードを止めるフックのときは、手持ちのファイル全部で誤検知が出ないかを先に確認していました。この一言があるかないかで、あとで自分がハマる回数が変わると思います。

④ 何をどう確かめたのか、聞いてみる

「本当に動いてる?」「何件で試したの?」と聞くと、確認した内容を見せてくれます。うまくいったと言われたことを、そのまま信じないようにしています。

実際、この記事を書く前のやり取りでも、わたしが「パスワードを変えたの?」と聞いたことで、説明の分かりにくかったところがはっきりしました。遠慮せずに聞き返すのが、いちばん手っ取り早いです。


さいごに:最初は4つだけ入れて、困ってから足すのがちょうどよかった

長くなったので、まとめます。

  • 最初に入れる設定は4つで十分でした(日本語・CLAUDE.md・履歴を長く・上限の自動再開)
  • なかでもCLAUDE.mdに自分の決まりを書くのが、いちばん効果が大きかったです
  • ネットで定番とされる設定でも、自分の用途に合わなければ入れないほうがいいことがあります
  • フックのような自動の仕掛けは、同じ失敗を2回してからでも遅くありません
  • 設定は自分で書かなくても、目的と自分の決まりを伝えれば、本人に見直してもらえます

設定を最初から完璧にしようとすると、それだけで力尽きます。わたしがそうでした。実際にやってみると、最初は4つ入れておいて、困ったときにひとつずつ足していくほうが、ずっと早くて確実でした。

うまくいかなくても、設定はいつでも書き換えられます。まずは日本語の指定とCLAUDE.mdの2つだけでも、じゅうぶん違いが出ると思います。

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。


付録:わたしの settings.json の中身 ― 7項目だけです

本編で書いた設定が、実際のファイルではこうなっています。そのままコピーして、中身を自分用に変えれば使えます。

{
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
  "autoUpdatesChannel": "stable",
  "theme": "dark",
  "language": "japanese",
  "cleanupPeriodDays": 180,
  "autoContinueAtUsageLimit": true,
  "env": {
    "PYTHONUTF8": "1",
    "PYTHONIOENCODING": "utf-8"
  }
}

置き場所は、ユーザーフォルダの中の .claude フォルダです。本編の表のとおり、ここに置くとパソコン全体に効きます。

env だけ本編で触れていないので補足します。日本語のファイルを扱うとき、Pythonなどの道具が文字化けしたり途中で止まったりすることがあり、この2行を入れてから起きなくなりました。使わない方は消してかまいません。

theme は見た目の設定なので、好みで light にしても動きに違いはありません。

(項目名や初期値は2026年9月時点、Windows 11で確認したものです。Claude Codeは更新が速いので、最新は公式のドキュメントでご確認ください。なお実際のファイルには、これ以外に自動で作られる項目が入ることがあります)


※本記事の設定項目名・初期値は2026年9月時点で、わたしのパソコン(Windows 11)で確認したものです。Claude Codeは更新が速く、項目名や初期値が変わることがあります。最新の情報は公式のドキュメントでご確認ください。設定の変更は、ご自身の環境と用途に合わせてご判断ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました