【噛まれませんでした】シマリスのタイガー期、3年以上飼って実際に起きたのは1週間の「鳴き」だけ

ペット

シマリスを飼おうか迷っている方が、いちばん不安に思うのが「タイガー期」ではないでしょうか。

わたしも飼う前に聞いていました。秋になると性格が変わって、噛むようになる。「タイガー」という呼び名もあって、正直こわかったです。

実際に調べてみると、出てくるのは噛まれた・流血した・別の子のようになったという話ばかり。これから飼おうという人からすると、かなり身構えます。

ただ、うちのシマリス「ミル」を3年以上飼ってきて、実際に起きたことは、聞いていた話とだいぶ違いました。 噛まれていませんし、威嚇もされていません。うちの子は、かなりましなほうだったと思います。

もちろん個体差があるので、「どの子も大丈夫」という話ではありません。ただ、こういうケースもあるというのは、飼う前に知っておきたかったことでした。同じように悩んでいる方の参考になればと思い、まとめておきます。

(うちで飼っているのは1匹だけです。1例の記録として読んでください)

この記事でわかること

  • タイガー期に、うちのシマリスで実際に起きたこと
  • 一般に言われている症状と、どこが違ったのか
  • そのとき、わたしがやったこと

まず結論から ― 噛まれず、威嚇もされず、1週間ほど鳴いただけでした

先に結論を書きます。

一般に言われていることうちのミルの場合
噛むようになる噛まれませんでした
威嚇するありませんでした
触れなくなる手渡しでエサを取らなくなりました
秋から冬にかけて起きる同じでした(秋から冬にかけての短い時期)
寂しそうに鳴きまくり、飛び回っていました

いちばん驚いたのは、症状が「噛む」ではなく「鳴く」だったことです。

普段はほとんど鳴かない子なのですが、その時期だけ、鳴きながらケージの中を飛び回っていました。 怒っているというより、寂しそうな声に聞こえました。

シマリスが両手でヒマワリの種を持って食べている
普段のミル。タイガー期のとき以外は、こうして両手で持って食べています

いつ起きたか ― 2年目ごろの、秋から冬にかけて

ミルにタイガー期らしきものが来たのは、飼い始めて2年目ごろでした。時期は秋から冬にかけての短い期間です。

調べてみると、シマリスのタイガー期は秋(9〜11月ごろ)から冬にかけて起きると、複数のサイトで共通して書かれていました。うちの場合も、時期はこの話と合っていました。

理由については、冬眠に備えて貯めたエサを守るための行動ではないか、という説明を見かけました。冬眠をしないリスの仲間ではタイガー期が見られない、という話も出てきます。

(この理由づけは複数の飼育情報サイトで共通して書かれていた内容で、わたし自身が確かめたものではありません。目安として受け取ってください)


実際に起きたこと ― 鳴く日と普通の日が、交互に1週間ほど

ここがいちばん、他で読んだ話と違ったところです。

症状は「鳴き」でした

普段のミルは、ほとんど鳴きません。 それが急に、鳴きまくるようになりました。

威嚇するような声ではなく、寂しそうな鳴き方でした。そして鳴きながら、ケージの中を落ち着きなく飛び回っていました。

シマリスがケージの中のハンモックで立ち上がっている
鳴きながら、このケージの中を落ち着きなく飛び回っていました

波がありました

ずっと続いたわけではありません。鳴きまくる日と、いつもどおりの日が、交互くらいに来ました。

「今日は落ち着いているな」と思った翌日にまた鳴く、という感じです。この波があることは、事前に聞いていた話には出てきませんでした。

1週間ほどで終わりました

全体で1週間くらいだったと思います。長く苦しむようなことはありませんでした。

(記録を取っていたわけではないので、期間はおおよそです)


わたしがやったこと ― 手を入れず、見ているだけにしました

やったことは、正直ひとつだけです。

手を出さず、見ているだけにしました。

普段は手渡しでエサを食べてくれるのですが、その時期は手からは取らなくなりました。 なので、エサは容器に入れるだけにして、手をケージに入れるのをやめました。

噛まれていないのは、そもそも手を入れなかったからかもしれません。ここは正直に書いておきます。「うちの子は噛まない」と言い切るつもりはありません。噛む機会を作らなかった、というほうが近いです。

無理に触ろうとしたり、なだめようとしたりはしませんでした。終わるのを待ったというだけです。

シマリスがケージの中のハンモックで丸くなって寝ている
手を入れるのをやめて、こうして休んでいるのを見ているだけにしました

正直に書く、この記事で言えない4つのこと

いい面だけ書くのは違うので、この記事で言えないことも書いておきます。

① 1匹の話です

うちで飼っているのはミル1匹だけです。シマリス全体がこうだとは言えません。 個体差はかなり大きいようで、実際に噛まれたという話もたくさん出てきます。

② 手を入れなかったので、噛むかどうかは分かりません

第4章に書いたとおりです。「噛まなかった」ではなく「噛む機会がなかった」が正確です。

③ 毎年こうとは限りません

2年目のときの話です。年によって出方が違う可能性はあります。

④ 心配なときは、動物病院に相談してください

シマリスは、犬猫の病院では診てもらえないことが多い動物です。エキゾチックアニマルを診てくれる病院を、飼う前に探しておくほうが安心だと思います。急に様子がおかしくなってから探すのは大変です。


さいごに:こわがりすぎなくてもいい、というのが正直な感想です

まとめます。

  • うちのミルは、タイガー期でも噛まず、威嚇もしませんでした
  • 症状は「寂しそうに鳴きまくる・飛び回る」でした
  • 鳴く日と普通の日が交互に来て、1週間ほどで終わりました
  • 時期は秋から冬にかけてで、一般に言われている話と同じでした
  • わたしがやったのは、手を入れず見ているだけです

飼う前のわたしは、タイガー期をかなりこわがっていました。調べれば調べるほど、噛まれた話ばかり出てくるからです。

でも実際には、うちの子は1週間ほど鳴いただけでした。すべての子がこうだとは言えませんが、こういうケースもあるということは、飼う前に知っておきたかったです。

いま迷っている方に伝えたいのは、「タイガー期があるから飼えない」と決める前に、こういう例もあると知っておいてほしいということだけです。

シマリスが飼育ケージの板の上で体を伸ばして寝ている
タイガー期が終わったあとのミル。いまはこうして目の前で無防備に寝ています

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。


※本記事はうちで飼っている1匹の記録です。シマリスの性格や症状には個体差が大きく、すべての子に当てはまるものではありません。タイガー期の時期・理由については2026年9月時点で調べた複数の飼育情報サイトで共通して書かれていた内容を目安として記載しており、公式な研究結果を確認したものではありません。体調や様子に不安があるときは、エキゾチックアニマルを診られる動物病院にご相談ください。

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