「流出のニュースが続いているけど、自分のAppleやGoogleのアカウントは、ほんまに大丈夫なんやろうか?」
「設定を見直したほうがいいとは聞くけど、どこをどう触ればいいのか分からへん」
AppleのアカウントとGoogleのアカウントは、スマホの中身、写真、メール、支払い情報など、いろいろな入口になっています。わたしは、相次ぐ流出のニュースを見て、この2つのアカウントについて、公式ページには何が書いてあるのかを確かめておきたくなりました。
(この記事は、AppleとGoogleの公式ヘルプを読んでまとめた、調べた記事です。実際の設定画面は、わたしは操作していません。画面の名前や並びは、OSやアプリのバージョンで変わることがあります)
同じように、ニュースを見て不安になった方の参考になればと思い、まとめておきます。
この記事でわかること
- Appleアカウントで、公式ページに書かれている4つの設定(2ファクタ認証・盗難デバイスの保護・復旧用連絡先・ソフトウェアアップデート)
- Googleアカウントで、公式ページに書かれている2つの設定(2段階認証プロセス・再設定用の連絡先)
- 公式ページでは確かめられなかったこと
- まず結論:公式ページで確かめられた設定は6つ。どれも、アカウントを守る入口を増やす設定です
- Apple①:2ファクタ認証 ― 新しい端末では、パスワードのほかに6桁のコードが必要になります
- Apple②:盗難デバイスの保護 ― iPhoneが盗まれたとき、パスコードだけでは変えられない操作があります
- Apple③:復旧用連絡先 ― 鍵を閉じ込めないための「頼れる人」を決めておく設定
- Apple④:ソフトウェアアップデート ― 自動アップデートの設定場所
- Google⑤:2段階認証プロセス ― 使える方法は7つ。電話番号は、反映に最長7日かかることがあります
- Google⑥:再設定用の連絡先 ― パスワードを忘れたときに戻るための入口。ログイン用とは別のメールを選びます
- 確かめられなかったこと
- さいごに:AppleとGoogleの6つの設定は、公式ページを見ながら、できるところから
まず結論:公式ページで確かめられた設定は6つ。どれも、アカウントを守る入口を増やす設定です
| アカウント | 設定 | 場所(公式ページに書かれていたもの) | 公式の説明(要点) |
|---|---|---|---|
| Apple | ①2ファクタ認証 | iPhone:設定→自分の名前→サインインとセキュリティ | 新しい端末やWebで初めてサインインするとき、パスワードに加えて6桁の確認コードが必要になる |
| Apple | ②盗難デバイスの保護 | 設定→Face IDとパスコード→盗難デバイスの保護(iOS 17.3以降) | よく知っている場所から離れているとき、重要な操作に生体認証が必要になり、パスワード変更などには1時間の待機が入る |
| Apple | ③復旧用連絡先 | 設定→自分の名前→サインインとセキュリティ→復旧用連絡先 | 家族や信頼できる人を最大5人まで指定できる。相手はアカウントにアクセスできず、復旧用コードを伝えるだけ |
| Apple | ④ソフトウェアアップデート | 設定→一般→ソフトウェアアップデート→自動アップデート | 充電中でWi-Fi接続の夜間に、自動でインストールする設定ができる |
| ⑤2段階認証プロセス | myaccount.google.com→セキュリティとログイン→Googleにログインする方法 | パスキー、Googleからのメッセージ、認証アプリ、SMSなど、複数の方法から選べる | |
| ⑥再設定用の連絡先 | セキュリティとログイン→再設定用の電話番号・メールアドレス | パスワードを忘れたときや、不正利用があったときに、アカウントに戻るために使われる |
※内容は、AppleとGoogleの公式ヘルプに書かれていたとおりです(2026年10月28日に確認)。ページによっては、更新日の記載がありません。最新の内容は、公式ページでご確認ください。
Apple①:2ファクタ認証 ― 新しい端末では、パスワードのほかに6桁のコードが必要になります
Appleの公式ページ(Apple Accountの2ファクタ認証)には、次のように書かれていました。
- 何をするか:新しい端末やWebで初めてサインインするとき、パスワードに加えて、6桁の確認コードが必要になる。パスワードが漏れても、本人以外がアクセスしにくくなる
- オンにする場所(iPhone・iPad):「設定」で自分の名前を選び、「サインインとセキュリティ」から。Webでは、account.apple.comの「アカウントセキュリティをアップグレード」から
- 確認コードの受け取り先:信頼済みの端末に表示されるか、信頼済みの電話番号に6桁のコードが届く
正直に書く「気になるところ」:公式ページには、作成したときから2ファクタ認証を使っているアカウントでは、追加の保護を解除できないと書かれていました。後からオンにした場合は、登録から2週間以内であれば、セキュリティを下げる選択肢がある、とのことです。オンにする前に、確認コードを受け取れる端末や電話番号があるかを、見ておくと安心です。
Apple②:盗難デバイスの保護 ― iPhoneが盗まれたとき、パスコードだけでは変えられない操作があります
盗難デバイスの保護について、公式ページに書かれていたことです。
- 対象:iOS 17.3以降。紛失や盗難の前に、オンにしておく必要がある
- 前提:2ファクタ認証、パスコード、Face IDまたはTouch ID、位置情報サービスの「利用頻度の高い場所」、「探す」がオン
- 場所:設定→Face IDとパスコード→盗難デバイスの保護
- 標準の動き:自宅や職場など、よく知っている場所から離れているときだけ、追加の要件が適用される。「セキュリティ継続が必要」で「常に」を選ぶと、よく知っている場所でも常に適用される
- 生体認証が必要になる操作の例:キーチェーンのパスワードやパスキーの使用、Safariに保存した支払い方法の自動入力、「すべてのコンテンツと設定を消去」など
- 1時間の待機が入る操作の例:Apple Accountのパスワード変更やサインアウト、セキュリティ設定の変更、Face ID・パスコードの変更、盗難デバイスの保護そのものをオフにすること
正直に書く「気になるところ」:公式ページには、Apple Payでの購入は、引き続きパスコードで行える、とも書かれていました。つまり、すべての操作が止まるわけではありません。また、端末を売ったり譲ったりする前には、保護をオフにする必要があります。「常に」にすると、自宅でも、一部の操作で待機や生体認証が必要になるので、使い勝手が変わります(これは、公式の説明から、わたしが読み取ったことです)。
Apple③:復旧用連絡先 ― 鍵を閉じ込めないための「頼れる人」を決めておく設定
復旧用連絡先は、Apple Accountに入れなくなったときのために、信頼できる人を指定しておく設定です。公式ページには、次のように書かれていました。
- 人数:最大5人
- 相手の条件:iOS 15・iPadOS 15・macOS Monterey 12以降のAppleデバイスを持っていること。本人と相手の両方で、iMessageが有効であること
- 場所:設定→自分の名前→サインインとセキュリティ→復旧用連絡先→復旧用連絡先を追加
- 相手にできること:相手は、あなたのアカウントにアクセスできず、復旧用コードを伝えることだけができる
- 相手の承諾:ファミリー共有のメンバー以外は、相手が参加依頼を承諾する必要がある
※復旧用連絡先が、どこまでの情報を見られるかについては、このページには書かれていませんでした。
Apple④:ソフトウェアアップデート ― 自動アップデートの設定場所
iPhoneのソフトウェアアップデートの公式ページには、次のように書かれていました。
- 手動で更新する:設定→一般→ソフトウェアアップデート。更新の前に、バックアップを取り、電源とWi-Fiにつないでおく手順が示されている
- 自動にする:設定→一般→ソフトウェアアップデート→自動アップデート。「自動インストール」は、充電中でWi-Fi接続の夜間に、ダウンロードとインストールを行う(インストール前に通知が届く)
- 通信:ワイヤレスアップデートは、Wi-Fi接続が前提
※携帯回線(モバイル通信)でのアップデートについては、このページには書かれていませんでした。通信量が気になる方は、Wi-Fiにつながっているときに更新するのが、公式の手順に沿った方法です。
Google⑤:2段階認証プロセス ― 使える方法は7つ。電話番号は、反映に最長7日かかることがあります
2段階認証プロセスをオンにする方法(パソコン)は、公式ページに、次のように書かれていました。
- Googleアカウント(myaccount.google.com)を開く
- 「セキュリティとログイン」を選ぶ
- 「Googleにログインする方法」の中の「2段階認証プロセスを有効にする」を選ぶ
- 画面の指示に沿って、設定を完了する
使える認証方法として、パスキー、Googleからのメッセージ、ハードウェアセキュリティキー、確認コードアプリ、テキストメッセージ・音声通話の6桁コード、QRコード、バックアップコードが挙げられていました。
正直に書く「気になるところ」:追加した電話番号が、信頼できる番号として確認されるまで、最長7日かかることがあると書かれていました。また、「このデバイスでは次回から表示しない」は、他の人と共有していない、普段使いの端末でだけ使う、とのことです。職場や学校のアカウントでは、設定できない場合があり、管理者に問い合わせる必要があります。
Google⑥:再設定用の連絡先 ― パスワードを忘れたときに戻るための入口。ログイン用とは別のメールを選びます
再設定用の電話番号・メールアドレスについて、公式ページに書かれていたことです。
- 役割:パスワードを忘れたときや、不正利用があったときに、アカウントに再びアクセスするために使われる。不審な行為の通知にも使われる
- 場所:「セキュリティとログイン」→「Googleにログインする方法」→「再設定用の電話番号」または「再設定用のメールアドレス」
- メールの選び方:再設定用のメールアドレスは、そのアカウントのログインに使うものとは別のアドレスを選ぶ
- 注意:Google Voice番号は、再設定用の電話番号として使わないよう案内されている。電話番号の追加・変更は、反映まで最長で約7日かかることがある
セキュリティの状態をまとめて見られるものとして、Googleの公式ヘルプ(Chromeヘルプ)には、アカウントの「推奨される対応」や、「セキュリティとログイン」の画面で、アカウントを保護するための項目を確認できる、と書かれていました。検索で出てくる広告ではなく、myaccount.google.com などの公式のページから開くと、安心です(これは、わたしの考えです)。
確かめられなかったこと
- Appleの「信頼できる電話番号」の条件:Macの公式ヘルプには、追加と削除ができること、設定の場所(システム設定→自分の名前→サインインとセキュリティ。2ファクタ認証がオンのとき)が書かれていました。一方、具体的な手順や、固定電話・ほかの携帯電話が使えるか、受け取り方(SMS・音声)は、公式ページに「記載なし」で、確認できませんでした
- Appleの「復旧キー」:公式ページによると、28文字のコードで、設定は任意です。設定すると、Appleの通常のアカウント復旧は使えなくなり、パスワードのリセットには、復旧キーと信頼できる電話番号が必要になります。紛失すると、Appleは再発行できず、アカウントから完全に締め出される可能性があると書かれていました。この記事の6つの設定には含めていません
- Appleのデバイスの削除手順:使わなくなった端末を、アカウントから外す手順は、公式ページで特定できませんでした
- Googleのセキュリティ診断の実際の画面:ログインが必要で、わたしは確認していません
- Android側の設定:機種によって違うため、今回は調べていません
- 実際の設定画面:わたしは操作していません。画面の名前や並びは、OSやアプリのバージョンで変わることがあります
- 公式ページの更新日:書かれていないページがありました。内容は、変わることがあります
この記事には、広告のリンクは入っていません。
さいごに:AppleとGoogleの6つの設定は、公式ページを見ながら、できるところから
- Apple:2ファクタ認証、盗難デバイスの保護(iOS 17.3以降)、復旧用連絡先(最大5人)、ソフトウェアアップデート(自動)
- Google:2段階認証プロセス(電話番号の反映は最長7日)、再設定用の連絡先(ログイン用とは別のメール)
- 盗難デバイスの保護は、紛失や盗難の前に、オンにしておく必要がある
- 分からないところは、AppleやGoogleの公式のヘルプで確認する
ニュースを見ると、不安になります。でも、公式ページに書かれている設定は、特別なことではなく、「入口を増やす」「戻る道を用意しておく」「更新を止めない」という、地道なものでした。一度に全部やろうとしなくても、できるところから、見直してみるのも、ひとつの方法だと思います。
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同じように、ニュースを見て不安になった方の参考になればうれしいです。
※内容は、Appleサポート(Apple Accountの2ファクタ認証、盗難デバイスの保護、復旧用連絡先、iPhoneのソフトウェアアップデート、Macの「信頼できる電話番号」のヘルプ、復旧キー)と、Googleアカウントヘルプ(2段階認証プロセス、再設定用の電話番号・メールアドレス)、Chromeヘルプを、2026年10月28日に確認した内容です。ページによっては、更新日の記載がありません。画面の名前や手順、対象のOSのバージョンは、変わることがあります。最新の情報は、各公式ページでご確認ください。本ブログは、Apple Inc.、Google LLCとは関係のない、個人の非公式なブログです。記事内の名称は、各社の商標または登録商標です。本記事は個人が調べた内容をまとめたもので、特定のサービスの推奨や、個別の状況に応じた助言を目的としたものではありません。設定でお困りのときは、AppleサポートやGoogleのヘルプなど、公式の窓口にご相談ください。


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