【乾燥機で20分】ノースフェイス マウンテンライトジャケットは家で洗えます ― 3着のうちプロに出すのは2着、差は約5,000円でした

ノースフェイス マウンテンライトジャケットは家で洗えます 大事なのは乾燥機で20分 買ってよかったもの

※本記事にはプロモーションを含みます。

ノースフェイスのマウンテンライトジャケットを、もう何年も着ています。

そうなると、だんだん気になってくることがあります。汚れです。 襟まわりと袖口です。車の乗り降りが多いので、ドアに触れる部分もそれなりに汚れます。

ただ、洗っていいのかどうかが分からず、ずっと放っておきました。 ゴアテックスという言葉のせいで、なんとなく「家で洗ったら壊れそう」と思っていたからです。

そこで、いいかげんに調べました。結果は、思っていたのと正反対でした。

(先に書いておくと、この記事を書いている時点ではまだ洗っていません。 調べた内容と、これからどうするかをまとめたものです。実際に洗ったら、結果をこの記事に追記します)

この記事でわかること
  • ✓マウンテンライトジャケットは家の洗濯機で洗えます。公式が「頻繁に洗って」と書いています
  • ✓撥水を戻すのは乾燥機で20分。洗っただけでは戻りません
  • ✓3着まとめてクリーニングに出すと約12,000円。1着を家で洗うと約5,000円の差になりました

まず結論から ― 洗っていいどころか、公式は「頻繁に洗って」と書いていました

ゴアテックスの公式サイトに、はっきり書いてありました。

汚れを除去するため頻繁に衣服を洗ってください

GORE-TEX 日本公式「アウターウェアのお手入れ」より

ノースフェイスの日本の総代理店であるゴールドウインも、同じ趣旨のことを書いています。「ゴアテックスは家庭では洗濯できないという話を聞くことがあるが、それは大きな間違い」という書き方でした。

わたしが「洗わないほうがいい」と思って放っておいたのは、逆でした。

なぜ「洗ったほうがいい」のか

理由は撥水です。

ゴアテックスの表生地にはDWR(耐久撥水)という加工がしてあります。これが効いているうちは、水が玉になって転がり落ちます。

ところが、皮脂・汗・ほこり・日焼け止め・洗剤の残りなどがこの表生地に付くと、撥水が落ちていきます。つまり汚れをそのままにしておくことが、撥水を殺しているわけです。

言われてみれば当たり前でしたが、わたしは完全に逆に理解していました。


先に確かめること ― 自分のジャケットがどのゴアテックスかで、乾燥機の可否が変わります

ここを飛ばすと危ないので、先に書きます。

ゴアテックスには、表生地のあるタイプと、表生地がなくメンブレン(膜)が表に出ているタイプがあります。後者は「GORE-TEX SHAKEDRY」などと呼ばれるもので、こちらは乾燥機を使ってはいけません。

現行のマウンテンライトジャケット(品番NP62550)の素材を、公式ストアで確認しました。

項目公式ストアの表記
表地70D Recycled GORE-TEX(2層)/表側:ナイロン100%、裏側:ePE
裏地TNF Embossed Taffeta(ポリエステル100%)
重さ約725g(Lサイズ)

表側がナイロン100%と書かれています。つまり表生地のある普通のゴアテックスで、SHAKEDRYではありません。乾燥機が使えます。

わたしが持っているのは数年前に買った黒ですが、こちらも表生地のあるタイプです。ただ、モデルや年式によって素材は変わります。 買った年が違う方は、ご自分のジャケットの品番で公式ストアを見るか、タグの洗濯表示を確認してください。


洗い方 ― 40℃以下・液体洗剤・すすぎ2回。使ってはいけないものが4つあります

① 洗う前にすること

  • ファスナーとポケットを全部閉める
  • フラップやストラップを留める
  • 洗濯表示を確認する

ファスナーを開けたまま洗うと、生地を傷めることがあります。マウンテンライトはフロントがダブルフラップなので、ドットボタンも留めておきます。

② 洗う

項目公式の指示
洗剤液体の中性洗剤を少なめ(目安は1回30ml)
温度40℃以下のぬるま湯
水流弱水流。回転数は400rpm以下だとしわが減る
すすぎ通常の2倍(2回)
脱水短時間で軽く。手で絞らない

いちばん強調されていたのは、すすぎでした。 洗剤が生地に残ると、それ自体が撥水を落とす原因になるからです。洗剤を足すのではなく、しっかり流すほうが大事ということになります。

なお、単独で洗う必要はありません。 同じ洗濯表示の、汚れの少ないものとなら一緒に洗えると書かれていました。

③ 使ってはいけないもの4つ

  • 粉末洗剤(成分が生地に残りやすい)
  • 柔軟剤
  • 漂白剤(色と性能に影響が出ることがある)
  • しみ抜き剤

しつこい汚れがある場合は、しみ抜き剤ではなく、液体洗剤を入れたぬるま湯にしばらく浸けてから、やさしく手洗いしてから洗濯機に入れる、という手順が示されていました。

柔軟剤を入れたくなるところですが、ここは我慢です。 わたしは何も知らなければ確実に入れていたと思います。

公式が指定しているのは衣料用の液体洗剤です。「専用洗剤でなければいけない」とは、どこにも書かれていません。

そのうえで、アウトドアウェア向けの洗剤も売られています。ニクワックスのテックウォッシュは撥水剤の成分を含まない洗浄専用で、あとから使う撥水剤の邪魔をしないように作られています。成分と容量は、ここで見比べられます。


いちばん大事なのは「乾燥機で20分」― 洗っただけでは撥水は戻りません

調べていて、ここがいちばん意外でした。

撥水を回復させるのは、洗うことではなく熱を入れることでした。

  • まず日陰で吊り干しして、完全に乾かす
  • 乾いたら、乾燥機の温風で20分
  • 乾燥機がなければ、あて布をして・低温・スチームなしでアイロン

ゴアテックス公式は「乾燥機は中温(高温は避ける)」、ゴールドウインは「標準温度」という書き方でした。表現が少し違うので、最後は自分のジャケットの洗濯表示に合わせるのが確実です。

洗って干して終わり、にしないこと。 これが今回いちばんの収穫でした。20分の工程が本体だったわけです。

それでも水を弾かないときに、はじめて撥水剤

順番が逆になりがちなので書いておきます。撥水剤は最後の手段です。

  • 洗って、乾燥機20分をやってもダメだったら、市販の撥水剤(ウォッシュインまたはスプレー)を使う
  • そのあと、もう一度乾燥機で20分

スプレーを選ぶなら、エアゾールよりポンプ式が勧められていました。環境への影響を減らすためだそうです。

撥水剤には洗濯機に入れるタイプとスプレータイプの2つがあります。

洗濯機に入れるタイプは、裏地も含めて全体に処理されます。 手間が少ないのはこちらです。1本でどれくらい洗えるかは、内容量で見当がつきます。

スプレータイプは、表生地だけに処理できます。 公式が勧めていたポンプ式はこちらです。どの素材に使えるかは、ここで確かめられます。


クリーニングに出すといくらか ― 3着で約12,000円でした

「そもそも全部プロに出せばいいのでは」とも思ったので、料金も調べました。

ノースフェイス専門のクリーニング業者が、モデル名ごとの料金表を公開していました。

モデルスタンダードデラックス
マウンテンジャケット(マウンテンライト相当)2,750円6,325円
バルトロライトジャケット3,630円8,525円
ヌプシ3,630円8,525円

撥水加工は別料金です。料金表では「+660円」、同じサイトの別の場所では「1,650円〜」と書かれていて、金額が一致していませんでした。 単品で頼むか、クリーニングに追加するかで変わるのかもしれません。ここは問い合わせて確かめたほうがよさそうです。

わが家の3着を、いちばん安いコースでまとめて出すとこうなります。

3着(スタンダード)2,750 + 3,630 + 3,630 = 10,010円
+ 撥水加工3点(+660円×3)11,990円

送料は別にかかることがあります。

街のクリーニング店なら、もっと安いようです

専門店ではない、近所のクリーニング店の相場も出ていました。

種類相場
ジャンパー(マウンテンライト相当)1,500〜2,000円
ダウンジャケット2,000〜3,500円

専門店のおよそ半額です。 そのかわり、シームテープの補修やアウトドア専用の撥水加工といった対応は、専門店のほうが手厚くなります。

ただし、この「相場」の出どころには注意が必要です。 わたしが見つけた相場の記述は、どれもクリーニング業者が自社のサイトに書いているものでした。独立した調査ではありません。近所の店に1軒聞くのが、いちばん確かだと思います。


バルトロとヌプシは家で洗いません ― ダウンは失敗すると戻しにくいからです

ここまで「家で洗える」と書いてきましたが、それはマウンテンライトの話だけです。

わが家にはあと2着、バルトロライトジャケットとヌプシがあります。この2着はダウンです。

ダウンは、洗い方や乾かし方によって羽毛が偏ったり、ふくらみが戻らなくなったりすることがあると書かれていました。クリーニング業者の事例にも「家庭洗いでペタンコになった」という話が出ています。

戻せるかどうかが分からないものを、自分で試す気にはなれませんでした。 バルトロは1シーズンに5回ほどしか着ていませんが、それでも買い直す金額を考えると、ここは素直にプロに任せます。

3着の扱いを分けると、こうなります

ジャケットどうするか理由
マウンテンライト家で洗う公式が家庭洗濯を勧めている。乾燥機20分で撥水も戻る
バルトロプロに出すダウン。失敗したときに戻しにくい
ヌプシプロに出す同上

この分け方だと、かかるのはダウン2着ぶんの7,260円+撥水加工です。3着すべて出した場合の11,990円と比べると、差は約5,000円になります。

毎年のことなので、3年で15,000円ほどの差ということになります。

この3着をどう買って、どれを一番着ているかは、別の記事に書いています。バルトロが年5回しか出番がない理由と、家族4人がマウンテンライトを取り合っている話です。

【3着で約15万円】ノースフェイスで一番着ているのは45,100円のマウンテンライトでした ― 64,900円のバルトロは年5回です
ノースフェイスを3年で3着、合計149,050円買いました。ところが一番高い64,900円のバルトロは去年5回しか着ておらず、一番着ているのは45,100円のマウンテンライトでした。大阪の気温と車移動という条件、そして息子と取り合いになった話まで、実際の着用回数で書いています。

さいごに:3着のうち家で洗うのは1着だけ。残り2着はプロに任せます

調べて分かったことを、もう一度まとめます。

  • マウンテンライトジャケットは家で洗える。 しかも公式は「頻繁に洗って」と書いている
  • 汚れを放っておくことが、撥水を落としている
  • 撥水を戻すのは「乾燥機で20分」。 洗って干しただけでは戻らない
  • 柔軟剤・粉末洗剤・漂白剤・しみ抜き剤は使わない
  • ダウンの2着はプロに出す。 3着まとめて出すより約5,000円安くなる

わたしは「ゴアテックスだから洗えない」と思い込んで、何年も放っておきました。 調べるのに、かかった時間は1時間もありません。その1時間をやらなかったせいで、撥水を自分で落としていたことになります。

次の休みに、実際に洗ってみます。撥水が戻ったかどうかは、霧吹きで水をかけてみれば分かります。 結果は、この記事に追記します。

同じように「洗っていいのかな」と迷っている方の参考になればうれしいです。

撥水や防水のことが気になった方は、ノースフェイスのジャケットの「防水」と「撥水のみ」のちがいを、公式ストアの表記で調べた記事もあります。【防水と撥水は別もの】ノースフェイスのジャケット、今の時期に合う3着(マウンテンライト・ベンチャー・コンパクトを比べました)


※洗濯方法・料金は、2026年9月19日時点にGORE-TEX日本公式、ゴールドウイン公式、ザ・ノース・フェイス公式ストア、およびクリーニング各社のサイトで確認したものです。クリーニング料金は業者・地域・送料・オプションによって変わります。

※お手入れの方法は、製品やモデルによって異なります。 最終的には、お持ちのジャケットに付いている洗濯表示とメーカーの指示に従ってください(公式もそのように指示しています)。この記事は個人が調べてまとめたもので、結果を保証するものではありません。

※参考にした公式ページ:GORE-TEX アウターウェアのお手入れ/GOLDWIN WEB STORE 防水ウエアのメンテナンス/マウンテンライトジャケット(メンズ)NP62550

コメント

タイトルとURLをコピーしました