【MetaのAI「Muse」】日本で2026年10月23日に提供開始 ― 基本機能は無料、有料プランは月2,799円から(報道)、重要な操作は本人に確認(2026年10月31日時点)

MetaのAI「Muse」日本で提供開始(吹き出しと封筒・カレンダー・チェック・盾のイラスト) ブログ運営

「MetaのAIの『Muse』って、何ができるの? ChatGPTとは何が違うの?」

「メールの送信や予約まで任せられるって聞いたけど、無料で使えるの? パスワードとかは大丈夫なんやろう?」

リベ大のライブ(2026年10月31日朝)でも話題に出ていて、私(わたし)も気になりました。そこで、Metaの公式の発表と、新聞・ニュースサイトの記事で、Museの基本を調べてまとめました。

(この記事は、調べた記事です。私はMuseを使ったことがありません。使った感想は書きません。料金などの数字は、出典と日付を書いています)

同じように、Museが気になっている方の参考になればと思い、まとめておきます。

この記事でわかること

  • Museとは何か、日本でいつから、どこで使えるか
  • 何ができるか、どのサービスとつなげられるか
  • 料金(無料の範囲と、有料プランの金額)と、公式に書かれていないこと
  • 安全の仕組み(Metaの説明)と、使う前に決めておきたいこと

まず結論:Museは、メール送信や予約を代わりに進めるAIエージェント ― 日本では2026年10月23日に提供開始

項目内容出典
何か利用者の代わりに、メールの送信や旅行の予約などの作業を進める「パーソナルAIエージェント」ITmedia、PC Watch
日本での提供開始2026年10月23日。北米以外では、日本が最初。北米では2026年9月に先行提供Meta日本公式発表、ITmedia
使える場所iPhone・Androidのアプリと、Web(muse.ai)。Muse公式サイトには、MacやWhatsAppからも依頼できると書かれていますが、日本での提供状況は確認できていませんMeta日本公式発表
料金基本機能の多くは無料。サブスクリプションあり。有料は、パワー月2,799円、マキシマム月13,990円(報道)Meta日本公式発表、PC Watch
安全の設計メール送信や購入の前に、本人へ確認する。Museは、パスワードや支払い方法を見られないMeta日本公式発表

出典:Meta日本公式発表「Muse」(2026年10月23日)、PC Watch(2026年10月23日)、ITmedia NEWS(2026年10月23日)


何ができる? ― メールの送信や旅行の予約を、アプリを閉じても進めてくれる

ITmediaとPC Watchの記事では、次のように紹介されています。

  • メールの送信や、旅行の予約などの作業を、代わりに進める
  • 時間がかかる作業は、アプリを閉じたあとも続き、承認が必要になると通知が来る
  • 過去の会話を踏まえた提案もできる

ChatGPTのように、質問に文章で答えるだけでなく、連携したアプリを使って、実際の作業まで進めるのが、「エージェント」と呼ばれる理由のようです。ここは、報道の説明をまとめたもので、私が試したことではありません。


連携できるサービス:Gmail、Googleカレンダー、Instagramなど8つ ― 国内は3つを今後連携

区分サービス
連携済み(Meta日本公式発表)Gmail、Googleカレンダー、Instagram、Stripe、Shopify、Trip.com、Agoda、Klook
日本で今後連携を進める予定メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあ

連携済みは8つです。国内のサービスは、「今後連携を進める予定」とされていて、いつから使えるかは、書かれていませんでした。9月の発表では、Shop Payと1Passwordに「近日対応予定」と書かれていました(日本での時期は不明)。1Password対応後は、利用者がすでに使っているログイン情報を、Museが使えるようになる、という説明です。また、連携サービスを増やしたい企業が申請する窓口(Muse Connector Platform)があり、機能・セキュリティ・法律の審査を通ったものが、Museの一覧に載る仕組みです(Meta公式サイトの説明)。


料金:基本機能の多くは無料 ― 有料はパワー月2,799円、マキシマム月13,990円(PC Watch報道)

プラン月額利用量の目安出典
無料0円利用の上限あり(上限の数字は、公式の発表に記載なし)Meta日本公式発表
パワー2,799円毎週5億MuseトークンPC Watch(2026年10月23日)
マキシマム13,990円毎週30億MuseトークンPC Watch(2026年10月23日)

円の金額は、PC Watchの報道で、Metaの日本向けの公式発表には、書かれていませんでした。無料の枠の上限も、公式の発表と報道のどちらにも、数字は見つかりませんでした。申し込むときは、アプリに表示される金額と内容を、確認してください。


安全の仕組み:利用者ごとの専用環境、別のエージェントが監視、重要な操作の前に確認

Museが動くときの流れの図(あなた、Muse、Sentinel、連携サービス)
Metaの「Muse」の発表(2026年9月9日・10月23日)の説明をもとに、このブログの運営者が作った図です。Metaの図ではありません。

Metaの説明(2026年9月9日の発表と、10月23日の日本向け発表)を、整理しました。

  • 専用の環境(Muse Secure VM):利用者ごとに隔離されたクラウド上の環境で動き、つないだサービスのデータや認証情報を保管する
  • Sentinel(センチネル):Museとは独立したエージェントが、インターネットへのアクセスを管理する。9月の発表では、Sentinelが承認しないと、Museは、インターネットに接続できないとされている
  • 重要な操作の前に確認:メール送信や商品購入などの前に、本人に確認する(Metaの技術ブログでは、承認は「1回だけ」「期間限定」「ずっと」など、範囲を選べると説明されています)
  • メールの中のコード:Metaの技術ブログによると、メール連携では、ワンタイムパスコード、パスワードのリセットのリンク、ログイン用のリンクは、Museに読ませないようにフィルタされる、と説明されています
  • パスワードと支払い方法:Museは、利用者のパスワードや支払い方法を、見られないとされている
  • 操作の履歴:Museが行った操作と、今後の予定の操作を、確認できる
  • アクセスの範囲:つなぐアプリと、許可する範囲(たとえば、メールの閲覧だけか、送信もできるか)を、利用者が選べる。変更や解除は、いつでもできる(9月の発表)
  • 学習と広告:会話をMetaのAIモデルの学習に使わせない設定(オプトアウト)がある。会話や専用環境のデータは、Metaの広告システムと共有しないとされている。ただし、Metaの技術ブログには、個人情報を取り除いたうえで、会話などがモデルの学習に使われることがある、とも書かれています。設定は、アプリで確認してください
  • 記憶の削除:Museが覚えた内容を、いつでも忘れさせられる(9月の発表)

9月の発表には、今年後半に、「Muse Confidential VM」を導入する予定とも書かれていました(環境全体を、利用者だけが持つ鍵で暗号化し、Metaも内容にアクセスできなくなる、という説明)。日本での提供や時期は、確認できていません。技術ブログには、現時点では、サポートや安全の確認のために、Metaが専用環境のデータにアクセスする場合がある、とも書かれています。

出典:Meta「Muse」の発表(2026年9月9日)、Meta日本公式発表(2026年10月23日)、Metaの技術ブログ「Security and safety for AI agents: our approach with Muse」(英語・2026年11月5日に確認)

Meta自身も、限界を書いています。技術ブログでは、悪意のあるメールやページからの命令(プロンプトインジェクション)は、業界全体でまだ解決していない課題、エージェントは間違えることがあり、攻撃を受ける前提で設計している、承認の頻度などは、実際の利用をもとに今後調整する、と説明されています。

これらは、Metaが公表している設計の説明です。リスクがなくなるという意味ではありません。


「Muse」と「Muse Spark」の違い:Museは、Muse Sparkというモデルに支えられている

名前が似ていますが、役割が違います。9月の発表では、Museは、Metaの現時点で最も高性能なAIモデル「Muse Spark」に支えられている、と説明されています。

  • Muse:メール送信や予約など、作業を進める「エージェント」のサービス
  • Muse Spark:それを支える、AIモデル(2026年4月にMetaが公開)

使う前に決めておきたい4つ:つなぐ範囲・確認・パスワード・料金

ここからは、私の考えです。Museに限らず、アカウントとつなぐタイプのサービスを使う前に、決めておくとよいと思う点です。

  1. つなぐサービスは、必要なものだけ:最初から、GmailもカレンダーもInstagramも全部、というより、まず1つから。許可する範囲(閲覧だけ、送信もする)も、必要な分だけにします
  2. 送信・購入の確認は、内容を読む:確認が来ても、中身を読まずに押すと、意味がなくなります。Meta自身も、悪意のある命令を完全には防げない、と書いています。見知らぬ相手のメールなどを任せるときは、とくに、確認の内容を読みたいところです
  3. アカウントの守りを先に固める:つなぐGoogleアカウントなどに、2段階認証やパスキーを設定しておきます(手順は、セキュリティ見直しの6ステップにまとめています)
  4. 利用量と料金は、アプリで確認:円の料金や無料枠の上限は、公式の発表に書かれていないので、申し込み画面の表示を見ます

正直に書く『気になるところ』

  • 私は使っていません:この記事は、公式の発表と報道を整理した、調べた記事です。使い心地や、できなかったことは、書けません
  • 円の料金は報道:パワー・マキシマムの金額と、週のトークン量は、PC Watchの報道で、Metaの公式の発表には書かれていませんでした。2026年11月5日に、Metaの日本向け発表とmuse.aiのページを見直しましたが、円の金額と無料枠の上限は、やはり書かれていませんでした
  • 無料枠の上限は未確認:どれくらい使えるかの数字は、見つかりませんでした
  • 使える条件は未確認:招待制や、段階的な提供について、Metaの発表には、書かれていませんでした。使えない場合の理由は、分かりません
  • 学習の設定は未確認:会話を学習に使わせない設定(オプトアウト)が、初めからどうなっているかは、公式の発表で確認できませんでした。使う場合は、アプリの設定で、確かめてください
  • 日本で使える機能は、変わるかもしれません:Meta Connectで発表された、高度な音声モード、アバター、Muse独自のメールアドレスは、日本での提供状況を、別途案内するとされています
  • 安全の説明は、Metaの設計の説明です:第三者が確かめた結果ではありません

この記事には、広告のリンクは入っていません。


さいごに:Museは、メール送信や予約を任せられるAIエージェント。使うなら、つなぐ範囲を絞って、確認の内容を読む

  • 日本では、2026年10月23日に提供開始。iPhone・Androidのアプリと、Web(muse.ai)で使える
  • 基本機能の多くは無料。有料は、パワー月2,799円、マキシマム月13,990円(PC Watch報道・公式には記載なし)
  • 安全の設計は、専用環境・Sentinel・重要な操作の前の確認。ただし、Metaの説明で、リスクがなくなるわけではない。Meta自身も、プロンプトインジェクションは未解決の課題と書いている
  • 使うなら、つなぐサービスと許可の範囲を絞り、確認の内容を読む。アカウントの守りも先に固める

AIが、メールの送信や予約まで進めてくれる時代になってきました。便利さと、任せる範囲のバランスは、人によって違うと思います。私は、まず公式の説明をよく読んで、もう少し様子を見てから決めたいと思います。AIの最近の動きは、AIニュースのまとめにも書いています。

同じように、Museが気になっている方の参考になればうれしいです。

※内容は、Metaの公式の発表(2026年9月9日・10月23日)と、PC Watch・ITmedia NEWS・ケータイ Watchの記事(2026年10月23日)を、2026年10月31日に確認したものです。2026年11月5日に、Metaの技術ブログ、Muse公式サイト(muse.ai)、Muse Connector Platformの説明を追加で確認して、追記しました。円の料金は、PC Watchの報道で、Metaの公式の発表には記載がありません。機能・料金・提供状況は、変わることがあります。最新の情報は、Metaの公式サイトと、アプリの表示でご確認ください。図は、Metaの説明をもとに、このブログの運営者が作ったもので、Metaの図ではありません。本ブログは、Meta、リベラルアーツ大学とは関係のない、個人の非公式なブログです。記事内の名称は、各社の商標または登録商標です。本記事は、個人が調べた内容をまとめたもので、特定のサービスの推奨や、個別の状況に応じた助言を目的としたものではありません。個人情報や、アカウントの連携については、ご自身の状況に合わせて、判断してください。

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