【ガットを2種類そろえて比べました】パーセプト100とイーゾーン100の違いは? ボレー以外はイーゾーンがよかったです

パーセプト100とイーゾーン100の違いは? ボレー以外はイーゾーンがよかったです 健康とスポーツ

※本記事にはプロモーションを含みます。

ラケットを買い替えるとき、「パーセプト100とイーゾーン100、どっちがいいんやろう」と迷いました。

調べると感想はたくさん出てきます。ただ、読んでいてずっと引っかかっていたことがありました。試打会で数球ずつ打った感想が多いのと、張ってあるガットがバラバラなことです。ガットが違えば、打った感じは変わります。 それはラケットを比べたことになるんやろうか、と。

わたしはこの2本を、どちらも自分で持っています。 それなら、と思ってガットを両方そろえて、同じ日に、ゲームで打ち比べました。 しかもガットは2種類で試しました。

結論から書くと、ボレー以外はイーゾーンがよかったです。そしてそのボレーも、いまは困っていません。 理由まで書きます。同じように迷っている方の参考になればと思い、まとめておきます。

(テニス歴は30年近く、週末に楽しんでいるレベルです。グリップサイズはどちらも2です)

この記事でわかること

  • ガットを2種類そろえて、ゲームで打ち比べた結果(試打会の数球ではありません)
  • サーブとストロークは、実感としてスピードとパワーが増したこと。パンチボレーだけはパーセプトのほうが好きだったこと
  • そのパンチボレーを、ラケットではなく打ち方のほうを変えて解決した話

  1. まず結論 ― ボレー以外はイーゾーンでした
  2. どう比べたか ― 2本とも持っていて、ガットを2種類そろえて、ゲームで使いました
  3. なぜガットをそろえたのか ― 違うガットで比べても、ラケットを比べたことになりません
  4. ショット別に書きます ― サーブ・ストローク・レシーブはイーゾーンでした
    1. サーブとストローク ― 実感として、スピードとパワーが増しました
    2. レシーブ ― 攻められても、面さえ合わせれば返せる
  5. 唯一負けたのがパンチボレー ― 飛ぶラケットは、飛ばしたくないときにも飛びます
  6. そこで、打ち方のほうを変えました ― いまはボレーも打ちやすいです
  7. スペックの違いを調べました ― 同じ100平方インチでも、シリーズの狙いが逆でした
    1. ヨネックスは3つのシリーズに分かれています ― わたしが比べたのはそのうち2つです
  8. どちらを選ぶか ― 困っていることが「返せない」か「アウトする」かで分かれます
  9. 道具のこと ― 迷っている方のために、2本とも置いておきます
    1. イーゾーン100(いま使っているほう)
    2. パーセプト100(前に使っていたほう)
  10. 正直に書く「この比較の弱いところ」
  11. さいごに:ラケットを比べるなら、ガットをそろえてからのほうがいいです
  12. あわせて読みたい ― テニスの記事は他にもあります

まず結論 ― ボレー以外はイーゾーンでした

ショットよかったほうひとこと
サーブイーゾーン100スピードとパワーが増した
ストロークイーゾーン100スピードとパワーが増した
レシーブイーゾーン100攻められても、面さえ合わせれば返せる
パンチボレーパーセプト100自分で押した分だけ飛ぶ感じがあった

わたしはイーゾーン100に替えて、2026年の初めから使っています。 9か月ほどになりました。すごく気に入っています。

ただ、「全部よくなりました」ではありません。 負けたところが1つあって、そこをどうしたかまで書くのが、この記事のいちばん書きたいところです。


どう比べたか ― 2本とも持っていて、ガットを2種類そろえて、ゲームで使いました

ここがこの記事の中心なので、先に条件を全部書きます。

条件どうしたか
ラケットパーセプト100・イーゾーン100の2本とも所有。同じ日に交互に持ち替え
グリップどちらも2
ガット①両方とも エクセル1.3・42ポンド(同じ銘柄・同じテンション)
ガット②張り替えて、両方とも同じナチュラルガット・46ポンドでもう一度
打ち方ゲームで使用。 球出しではありません
打ったショットサーブ・ストローク・ボレーを全部

ガットを張り替えてまで条件をそろえたのは、そこがいちばん大事だと思ったからです。


なぜガットをそろえたのか ― 違うガットで比べても、ラケットを比べたことになりません

これは自分の実感ですが、ガットを替えたときの変化は、けっこう大きいです。銘柄が違えば飛び方が変わりますし、同じ銘柄でもテンションが数ポンド違えば、まったく別物に感じることがあります。

ということは、ガットが違う2本を打ち比べても、「どっちのラケットがいいか」は分かりません。 分かるのは「どっちの組み合わせが好きか」までです。

なので、こうしました。

  • まず両方に エクセル1.3 を42ポンドで張って比べる
  • 次に両方を同じナチュラルガット・46ポンドに張り替えて、もう一度比べる

ガットを2種類やったのは、「たまたまこのガットと相性がよかっただけ」を避けたかったからです。 1種類だけだと、ラケットの差なのかガットとの相性なのか、自分でも分かりません。

正直、張り替え代はかかりました。 ただ、ラケット本体の値段を考えると、ここをケチって選び間違えるほうが高くつくと思いました。


ショット別に書きます ― サーブ・ストローク・レシーブはイーゾーンでした

サーブとストローク ― 実感として、スピードとパワーが増しました

「なんとなく打ちやすい」というレベルの話ではありませんでした。実感として、スピードとパワーが増しました。

同じように振っているつもりなのに、球が速く、重くなったという感じです。サーブでもストロークでも、そう感じました。

後で書くように、イーゾーンはもともと「楽に飛ばす」ことを狙ったシリーズだそうです。狙いどおりのものが、そのまま出たということなのだと思います。

ただし球速は測っていません。 打っている本人の実感です。

レシーブ ― 攻められても、面さえ合わせれば返せる

差がいちばんはっきり出たのがここです。

速いサーブや、押し込まれた場面です。こちらが振り切れていない、間に合っていない、という場面。そこで面を合わせるだけで返ってくれるのがイーゾーンでした。

自分から振らなくても、ラケットのほうが飛ばしてくれているのだと思います。守りの場面で助かるラケット、という言い方がいちばん近いです。


唯一負けたのがパンチボレー ― 飛ぶラケットは、飛ばしたくないときにも飛びます

パンチボレーだけは、パーセプト100のほうが好きでした。 浮いてきた球を、前で叩いて決めにいく、あの球です。

パーセプトは自分で押した分だけ飛ぶ感じがありました。イーゾーンは、同じつもりで押すと思ったより飛びます。

ここで気づいたことがあります。

レシーブで助かっているのと、パンチボレーで物足りないのは、同じ性質の裏表です。

場面イーゾーンの「よく飛ぶ」が
攻められている(面を合わせるだけ)助けになる
決めにいく(自分で押す)じゃまになる

勝手に飛んでくれるラケットは、飛ばしたくないときにも飛ぶ。 当たり前といえば当たり前ですが、打ち比べて初めて実感しました。


そこで、打ち方のほうを変えました ― いまはボレーも打ちやすいです

ここから先は、ラケットの話というよりわたしの話です。

ボレーは、イーゾーンに合わせた打ち方に変えました。 パーセプトと同じつもりで押すと飛びすぎるので、そうしないボレーにしたということです。

そうしたら、いまはボレーも打ちやすくなりました。

正確に書くと、こうなります。

  • 打ち比べた時点では、パンチボレーはパーセプトのほうが好きだった
  • いまは、イーゾーンに合わせた打ち方にしたので、困っていない

ラケットが変わったのではなく、わたしが変わったほうです。 「イーゾーンはボレーが弱い」と書くのは、たぶん正しくありません。合わせ方があった、というだけの話でした。

ラケットの比較記事を読むとき、ここは頭に置いておいてもいいかもしれません。打ち比べた直後の感想は、まだ慣れていない状態の感想です。 わたしも、あの時点で「イーゾーンはボレーがダメ」と書いていたら、いまの自分に否定されていました。


スペックの違いを調べました ― 同じ100平方インチでも、シリーズの狙いが逆でした

自分の感じ方だけで終わらせたくなかったので、この2本がどう設計されているのかも調べました。

パーセプト100イーゾーン100
シリーズの性格コントロール寄りパワー寄り
フレームの厚さ薄め厚め
飛び抑えめよく飛ぶ
打感柔らかい・球持ちが良い柔らかい・スイートスポットが広い
面の大きさ100平方インチ100平方インチ

一般に、フレームが厚いほど反発が強く、薄いほどしなって飛びが抑えられ、そのぶんコントロールしやすくなると言われています。

同じメーカー・同じ面の大きさ・同じグリップサイズなのに、狙っているものが逆でした。 わたしは「どうせ似たようなものだろう」と思っていたので、これは意外でした。

そして、自分が打って感じたことと、ずれていませんでした。 「攻められても返せる」も「押した分だけ飛ばない」も、飛びの違いで説明がつきます。

ヨネックスは3つのシリーズに分かれています ― わたしが比べたのはそのうち2つです

調べていて、そもそもの整理ができていなかったと気づきました。ヨネックスの主力は3シリーズで、狙いがはっきり分けてあります。

シリーズ狙い
イーゾーン(EZONE)楽に飛ばす ― パワー寄り
パーセプト(PERCEPT)精密に操る ― コントロール寄り
ブイコア(VCORE)回転で制圧する ― スピン寄り

わたしが打ち比べたのは、このうちパワーとコントロールの2つだけです。 スピンのブイコアは打っていません。 スピンで勝負したい方には、この記事はそもそも足りていないと思います。

それと、パーセプトは「ブイコアプロ」の後継として登場したシリーズだと紹介されていました。以前ブイコアプロを使っていた方には、そちらがつながりになります。

こうして並べると、「イーゾーンとパーセプトで迷う」というのは、パワーを取るかコントロールを取るかで迷っているということでした。わたしは、それを知らずに迷っていました。


どちらを選ぶか ― 困っていることが「返せない」か「アウトする」かで分かれます

えらそうに書ける立場ではないので、わたしならこう考えるという形で書きます。

いま困っていることわたしなら
攻められると、返すだけで精一杯イーゾーンを試してみる
アウトが多い。飛びすぎるパーセプトのほうが合うかもしれない
前で決めにいく球を大事にしたいパーセプト。ただし打ち方で寄せられる余地はある

「どっちが上か」ではなく、「いま何に困っているか」で選ぶほうがいいと思います。 わたしの場合は守りで助かるほうがありがたかったので、イーゾーンにしました。


道具のこと ― 迷っている方のために、2本とも置いておきます

わたしがいま使っているのはイーゾーン100、グリップ2です。2026年の初めから、9か月ほどになります。前に使っていたのがパーセプト100で、こちらもグリップは2でした。

上に書いたとおり、この2本は「どっちが上か」ではなく「いま何に困っているか」で分かれると思っています。なので2本とも置いておきます。

ひとつ言い添えると、ラケットは重さもグリップサイズも、合うものが人によって違います。 わたしのが合うとは限らないので、試打できるなら試打したほうがいいと思います。この記事も、あくまで「わたしの場合はこうだった」という記録です。

イーゾーン100(いま使っているほう)

攻められた場面で助かるほうです。現行モデルの色とグリップサイズ、いまの価格帯が分かります。

パーセプト100(前に使っていたほう)

自分で押した分だけ飛ぶほうです。アウトが気になる方、前で決めにいく球を大事にしたい方はこちらです。

※Amazonのボタンで開く商品ページは、色とグリップサイズが決まった1本です(イーゾーンはG2、パーセプトはG3が出ます)。楽天市場とYahoo!ショッピングのボタンは検索結果なので、他のサイズや色も選べます。 わたしはどちらもグリップ2でした。


正直に書く「この比較の弱いところ」

条件はそろえたつもりですが、弱いところもあります。

  • 数字で測っていません。 球速も回転量も測っていないので、全部わたしの感じ方です
  • 打つ順番の影響は消せていません。 後から打ったほうが体が温まっている、ということはあり得ます
  • ゲームで使ったので、条件は毎回違います。 相手も球も同じではありません。そのぶん実戦に近いのですが、実験としては粗いです
  • モデルイヤーによって中身は変わります。 同じ名前でも、年式が違えば別物のことがあります
  • わたしは週末プレーヤーです。 もっと強い方が打てば、違う結論になるかもしれません
  • コントロールが落ちていないかは、まだ見ているところです。 飛ぶラケットは、そのぶんアウトもしやすいはずだからです

さいごに:ラケットを比べるなら、ガットをそろえてからのほうがいいです

今回やってみて、いちばん強く思ったのがこれでした。

  • ガットが違う2本を比べても、ラケットを比べたことにはなりません
  • 数球ではなく、ゲームで使うと分かることがあります(わたしの場合はレシーブでした)
  • 変わるときは、はっきり変わります(わたしの場合はサーブとストロークのスピードでした)
  • 打ち比べた直後の感想は、まだ慣れていない状態の感想です
  • 負けたところは、打ち方で埋まることがあります

わたしは「イーゾーンはボレーが弱い」で終わらせなくてよかったと思っています。あそこでやめていたら、いまの打ちやすさには辿り着いていませんでした。

ラケット選びで迷っている方の参考になればうれしいです。


あわせて読みたい ― テニスの記事は他にもあります

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※打ち比べの条件・感想は、すべてわたし自身が実際に行ったものです。ただし数値で測定したものではなく、打った本人の印象です。2026年9月20日時点でまとめました。

※フレームの厚さ・飛びの傾向・シリーズの性格は、テニス用品のレビューサイト複数(テニスタイガーの部屋・アドブロ/テニス ほか)で共通して書かれていた内容をまとめたもので、わたしが測定したものではありません。 シリーズの位置づけ(パワー/コントロール/スピン)と、パーセプトがブイコアプロの後継であることも同じ出典によります。モデルイヤーによって仕様は変わります。最新は各メーカー・販売サイトでご確認ください。

※本記事は個人の体験と調べた内容をまとめたもので、特定の商品の性能を保証したり、個別の状況に応じた助言を目的としたものではありません。 合うラケットは体格・筋力・打ち方・故障歴によって変わります。最終的な判断はご自身の状況に合わせて行ってください。

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